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フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー生産者セミナー

2010.06.21

レコール・デュ・ヴァンで生産者セミナーが行われ、参加してきました。

前回の遠足に続き、今回もレコール・デュ・ヴァンのブログに
ブログ特派員としてレポートを書かせていただきました。
ぜひそちらもご覧ください!
ブログ特派員 サチこの 「フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー生産者セミナー」ご報告


カリフォルニアのソノマ・ヴァレーとソノマ・コーストにはさまれた
ロシアン・リヴァー・ヴァレーで、ピノ・ノワールの優れた造り手と言われている
Freeman Vineyard & Winery(フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー)から、
オーナー夫人のアキコ・フリーマンさんと
ワインメーカーのエド・カーツマンさんが来日され、
お話を聞くことができました。

20100612_2_1.jpg

ロシアン・リヴァー・ヴァレーは地図の星印のあたりです。

Freeman Vineyard & Wineryはケン・フリーマンさんとアキコさんが
2001年に設立したワイナリーです。
2002年にピノ・ノワールを500ケース作ったのが始まりだそうです。

お二人ともワインとは違う業界から自分たちの夢をかなえるために
ワイン造りをはじめたとのこと。
エドさんという優秀なワインメーカーとの幸運な出会いもあったそうです。

ワイナリーのあるソノマ・コーストからロシアン・リバーにかけては、
年間80mm雨が降り、雨季は10~11月でそれ以外は雨がほとんど降らない
砂漠のような気候だそです。

また、カリフォルニア沖の太平洋はアラスカからの寒流が流れており、
海からの風によって冷たく濃い霧を発生させます。
この霧によってピノ・ノワールとシャルドネがよく育つそうです。
霧がないと日の光が当たりすぎ、温度が上がりすぎるそうです。
ピノ・ノワールやシャルドネを育てるカギは
夏の日の光からどのように避けるかにあるとのことでした。

カリフォルニアは、資格試験のときに勉強しましたが、
今では忘却の彼方にありました。
改めて話しを聞き、また地図を使って解説していただき、
理解も深まりました。

今回4つのワインを試飲させていただきました。

20100612_2_2.jpg

20100612_2_3.jpg

1)Ryo-fu Chardonnay 2007

「涼風」という日本語名のついたワイン。
3つの畑からブドウを買い、ブレンドしています。
ブドウは除梗せずにプレスし(ホール・クラスター・プレッシング)、
プレスするときは軽くしてプレスしすぎないようにしているそうです。
フランス産のオーク樽で発酵させていて、新樽は25%くらいとのこと。
全てエレガントさを求めているためだそうです。

20100612_2_4.jpg

20100612_2_5.jpg

2)Sonoma Coast Pinot Noir 2006

20100612_2_6.jpg

20100612_2_7.jpg

3)Russian River Valley Pinot Noir 2006

2のソノマ・コーストと3のロシアン・リヴァー・ヴァレーは
同じ造り方をしているとのことでした。
なので、味の違いはテロワールの違いだとか。

除梗後、ステンレスの発酵タンクに入れ、
キャンバス地のフタで呼吸ができるようになっているそうです。
クーリングジャケット付きタンクで7~8℃まで下げて2、3日置き、
果汁を味見して、場合によっては果汁を抜く(セニエ)することもあるそうです。
抜いた果汁で自家用のロゼワインを作るのだとか。

樽熟成はフランス産のオーク樽で10~11か月だそうです。
こちらも新樽は30~40%でエレガントさを求めているそうです。

同じ品種で同じ造り手でヴィンテージも同じですが、
味わいがはっきり異なりました。
ソノマ・コーストのほうがスパイシーさがありました。
テロワールというのは、やはり重要だということが良く分かります。

20100612_2_8.jpg

20100612_2_9.jpg

4)Akiko’s Cuvee Pinot Noir 2007

毎年、アキコ夫人とエドさん、もう一人のワインメーカーのエリックさんの3人で、
それぞれがこれはと思うブレンドを行い、
ブラインド評価で一番になったものをリリースしているそうです。
ずっとアキコ夫人のものが選ばれ、それが商品となってリリースされている
とのお話でした。

どのワインも意識してエレガントさを求めて造っているだけあり、
カリフォルニアのワインというよりはフランスワインのような洗練さがありつつ、
アルコール度数はしっかりあるワインだと思いました。

造り手自信が飲みたい味を追求してワインを造っているというのが
お話からもよく伝わってきました。

参加者からの質問の中で、オーガニックについての質問があり、
3年前から自社畑を所有しており、
その畑ではオーガニックでブドウ栽培を行っているそうです。
(買っている畑をオーガニックにしてもらうのは
 リスクが高くて出来ないとのことでした。)

自社畑から収穫できるのはまだ先だそうですが、
オーガニックワインがリリースされる日が楽しみです。

20100612_2_10.jpg

アキコ夫人とエドさんのお写真を撮らせていただきました。


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